こんにちは
中小企業で社内SEをしているマサリアルです。
普段、仕事柄ブラウザは、Google Chrome、Microsoft Edge、Firefoxをパソコンにはインストールしており、
それぞれの使用率は、
Chrome 90%
Edge 9%
Firefox 1%
の割合であった(過去形)
Edge(エッジ)に標準装備されたBingチャットを最近よく使っている。
私の別ブログでも、アクセス解析をしているとBing(エッジ)の割合が増えつつある。
これは、パソコンからのブラウザと、スマホからのブラウザでは明確な違いがある。
次の比較表を見てみると、一目瞭然である。
これは、IT技術系のブログのアクセス解析である。
このようにChromeからのアクセスは相変わらず多いけど、Bingからのアクセスがここ最近増えてきている。
次に、こちらはアウトドアの趣味系ブログの解析である。
スマホからの検索流入が多いので、Bingはまだまだの1%である。
ただ、今後Bingのチャットボットが知れると、スマホでもsafariやchromeの使用割合にedgeがせまっていくと思われる。
パソコンでの使用ブラウザも、Google Chrome一択からEdgeが盛り返すであろう~
このEdgeのBingChatは、あのChatGPT4が組み込まれているのである。
[ 目次 ]
ChatGPTとは・・
ChatGPTは、アメリカのopenAI社が開発したユーザーが入力した内容に対して、自然な対話形式でAIが答えるチャットサービスである。
というのが前提で、これをMicrosoft EdgeのBingチャットで実現しようとした場合を説明したのが上図である。
ご存知の通り、Bingチャットは無料で利用できる。
ChatGPT4を搭載したAIチャットサービスを無料で利用できるのである。
衝撃じゃないですか(笑)
調べものをする場合の変化
今までは、あるテーマや技術を調べて資料を作成する場合、chromeを開いて適当な検索キーワードを入力する。
そして、検索結果に表示された複数のWEBページの内容から正しいと思われるものを抽出して資料を作成していた。
例えば、GoogleアナリティスクG4を調べる場合・・
上記のように表示されたWEBページよりユーザー自身が正しいと思われる情報を集めて資料を作成していた。
ChatGPTを利用すると・・
右上の文言「googleアナリティクスG4 活用 効果」は、私が入力した(プロンプト)内容である。
このようにAIは、MicrosoftAzure上やビッグデータより最適な回答をしてくれる。
ChatGPT4でも未来の予測は苦手
ChatGPTのスゴイことの一部は理解できたかと思います。
しかし、ChatGPTは未来を予測することはできません!
ネット上のあらゆる文章からフィルタリングしたものを導き出しているからです。
できない例を挙げると・・
2023年の中央競馬のジャパンカップの勝ち馬や、いつどの地域に地震が発生するかは回答できません。
やってみましょう~
ChatGPTのプロンプトに「2023年の競馬のジャパンカップの勝ち馬を教えてください。」と入力してみたところ、上記の回答があった。
申し訳ありませんが、・・・
そりゃそうだ(笑)
そこで、私はプロンプト(指示文)の内容を次のように少し変えてみた。
「2023年の競馬のジャパンカップの出走馬の中で勝つ可能性の高い馬を教えてください。」と入力した。
すると、Bingチャットは、上図のように回答した。
イクイノックス 1.73
リバティアイランド 3.75
ジャスティンパレス 13.00
JRAのオッズだと小数点第1位までだが、そこは愛嬌である。
このように情報を付加してプロンプトするとChatGPT4は回答してくれるのである。
もし、ジャパンカップ当日の天候が雨で重馬場や不良馬場になった場合、その要素を付加してBingチャットに予想させたら、面白いかも知れませんね。
次回、Mircosoft Bingの画像生成AIの記事を書きます。